3ヵ月前のエビを調理してみる&おまけ
久々に実家に帰った日のこと。
基本一人暮らしで狭い台所しか使ってない僕は実家の台所が好きだ。
わりとなんでもあるしやっぱり広い。
料理も全然好きなんだけどやっぱり広い台所は色々できて気持ちが良いし、
普段試せない料理もあるので割と入り浸っている。
そんなわけで実家に僕がいる間は基本的に僕が昼飯と夕飯係だ。
まあ家の食材を管理しているのは母親なので何を使っていいか、逆に何を使ってほしいか聞いてからその日のメニュ―を考えているのだが、
今日は過熱用のエビがあるので使ってほしいということを言われ早速冷蔵庫を確認することに。
で、出てきたのがコレ。
ん?お盆・・?
変な声が出た。
カレンダーとこれを三度くらい見返した。
思わず母親に抗議したが、
「冷凍しとけば大丈夫。食える。」
とむしろ何慌ててんだコイツみたいな目で見られた。
消費だよ?賞味じゃないんだよ?
いや賞味もギリっちゃギリだが。
忘れていたがウチの母親はガッチガチの冷凍教信者だった。
・・まあいいや。食うの僕だけじゃないし。
まあ小さいけどカサ増しにもなるしエビフライかな。
目には目を歯には歯を
と思い出し、持ってきたのがコイツ。
みなさんおなじみRITZ(リッツ)です。
なんか薄いししわくちゃじゃないかって思うでしょう そうでしょう。
それもそのはず。
いつの間にかカバンの奥底に転がっていたやつですから。
形なんか残るわけないじゃないですか。
これでやってやります。
材料 ※雑いです。
エビ(小) 10匹
溶き卵 1個
小麦粉 適量
胡椒 適量
油 適量
作り方
まずはリッツを袋のまま粗目に握って潰していきます。
粉になりすぎないようにしてください。
形がなくなったなと思ってから10回くらい揉むといい感じ。
エビに胡椒を軽く振り。
よく見るとエビの先端形残ってないな・・。
小麦粉、溶き卵の順番にくぐらせ最後にリッツをまぶします。
意外に様になるもんだな。
これを180℃の油で2~3分揚げていきます。
完成したのがこちら
普通に美味そうだけどとりあえず食ってみることに
あ、美味いわ。
リッツのクラッカー生地の塊が残っているおかげでサクサク感が強い。ソースにも負けなさそうだ。加えて元々ついてる塩味のおかげで、胡椒だけでも十分味が付いている。
後は腹を壊さないことを祈るばかり。とりあえず俺が腹を壊さない限りは今晩の夕飯として出すことにした。
ここからは完全に雑料理。
さっき使ったリッツと卵がもったいなかったので、
薄く切ったサツマイモ、豆乳、卵一個追加して生地を作り、スライスチーズとほうれん草、ウインナーを乗っけて
塩コショウ、ケチャップで味付け。
ピザもどきにしていただきました。これもこれで中々美味いので是非お試しください。
2時間経ちましたがまだ腹は大丈夫そうです。
ではでは。
6Pチーズとささみの燻製
正月実家に帰ったはいいけど1月1日はぶっちゃけすることがない人は多いと思う。
僕もそんな暇人の一人で、毎年寝正月はあかんと思い、用意していた材料で前からやってみたかった燻製を作ることにした。
用意したのは
・ダンボール(しっかりしたやつ)
・金網(ダンボールに大きさを合わせる)
・食材
・さくらのスモークウッド(注:チップ不可)
・灰用のアルミ皿(100均)
①まずはダンボールの真ん中あたりに金網を差し込むための切り込みを入れて
下側にドライバーなどで空気穴を開け、金網を差し込む。
②燻したい材料をくっつけないように並べる。
あとは紙製のテープで閉じて、スモークウッドに着火4~5時間待つ。
※季節によって調整、当たり前だけど外でやってください。
ちなみに一回経過を見たくて2時間後に開けたみたのがこちら
火を常に使うやりかたとは違っていわゆるお香のようなものなので、温度はそこまで上がらないようだ。
まあ冬だし雪積もってるし相当な時間やっても問題ないと判断してスモークウッド追加して一晩放置。
さっそく次の日の朝開封してみると・・。
くっそうまそう。
想像以上にいい色がついた。
スモークウッドの真上にあったものは若干焦げてはいたがそれでもほとんど問題なく仕上がった。
燻製は燻す工程で水分も同時に飛ばすのだが、それが水滴となり食材に落ちるとえぐみや酸味の原因になりまずくなる。段ボールの場合その水分を吸収しそういった事故を防げる利点があるようだ。
一晩のうちに早めに燃焼していた様で、味も落ち着いていそうだったのでチーズをひとかけら頂いてみた。
調味料は一切使用していないが、非常に香ばしくて食べやすい一品になった。
いい酒の当てができたのでこれから梅酒買ってくる。
おわり。
テナガエビのから揚げ
記念すべき第一回の記事が半年前のネタってのもどうかと思うけど、このブログのきっかけにもなったので書いてみる。
エビと聞くと伊勢エビや車エビといった海のもので高級品というイメージが強いが、
淡水でも目立たないだけでかなりの種類がいる。熱帯魚を飼ってる人なら「水槽の掃除屋」として有名なモエビ、スジエビあたりが一番オーソドックスではないだろうか、
そういった種も一部の地域では食材として重宝されているし、煮れば立派に赤くなる。
でもやっぱり大きい種類は海のモノになってくるのだが、実はそれなりに大きくなるし、意外と手軽に釣れるエビも存在する。それが海と川の境目、いわゆる汽水域に生息しているテナガエビという肉食性のエビだ。
性格は意外と獰猛で肉食よりの雑食。名前の通り左右2本のはさみが異様に長い。
そして何より美味い。
エビが釣れるのか?と疑問に思う方もいるだろうが、ちゃんと餌に食いつくししっかり口に針もかかる。だが、魚より口が小さくわかりにくい上、口を傷つけるとすぐに死んでしまい泥抜きができない。なので基本はピンセットで針を外すというこまごまとした釣りだ。しかし、魚とは違った引きが心地良いし何より楽しい。
最近では割とメジャーな釣りといえる。
半年前の6月、友人と前日に3000円だけ持って釣り具屋に行き
竿
仕掛け×2(スペア含む)
赤虫(餌)
だけ買って次の日朝から6時間ほど某川で釣ってこんな感じ
時期が早かったせいか、あまり大きいのはいなかったが、ぶっちゃけこのくらいのサイズが一番うまい。大きいとはさみに毛が生えたり釣ったときに挟まれたりして痛いのでこれぐらいが丁度いい。ちなみにこれは3時間ほど泥抜きをした後、自宅にて安い日本酒で〆たモノ。※活かす仕掛けは希望があれば追加します。
それを新しい油で揚げたものがこちら
ここまでくれば美味いおつまみの完成。
道中でついでに買ってきた ビール サラダ 酢の物
で昼間っからおいしくいただきました。
泥抜きは少しは効果があったのか臭みも全くなかった印象。
ちなみにわざわざ新しい油で揚げたのはエビの風味をつけたエビ油を作る為。
これでチャーハン作ったら最高に美味いのでぜひ試してほしいところ。
どーん。
おわり。