実験みたいなクッキングブログ

いい年したおっさんが実験みたいな料理に挑戦してみるサイト

テナガエビのから揚げ

 

記念すべき第一回の記事が半年前のネタってのもどうかと思うけど、このブログのきっかけにもなったので書いてみる。

 

エビと聞くと伊勢エビや車エビといった海のもので高級品というイメージが強いが、

淡水でも目立たないだけでかなりの種類がいる。熱帯魚を飼ってる人なら「水槽の掃除屋」として有名なモエビ、スジエビあたりが一番オーソドックスではないだろうか、

そういった種も一部の地域では食材として重宝されているし、煮れば立派に赤くなる。

でもやっぱり大きい種類は海のモノになってくるのだが、実はそれなりに大きくなるし、意外と手軽に釣れるエビも存在する。それが海と川の境目、いわゆる汽水域に生息しているテナガエビという肉食性のエビだ。

性格は意外と獰猛で肉食よりの雑食。名前の通り左右2本のはさみが異様に長い。

そして何より美味い。

エビが釣れるのか?と疑問に思う方もいるだろうが、ちゃんと餌に食いつくししっかり口に針もかかる。だが、魚より口が小さくわかりにくい上、口を傷つけるとすぐに死んでしまい泥抜きができない。なので基本はピンセットで針を外すというこまごまとした釣りだ。しかし、魚とは違った引きが心地良いし何より楽しい。

最近では割とメジャーな釣りといえる。

半年前の6月、友人と前日に3000円だけ持って釣り具屋に行き

竿

仕掛け×2(スペア含む)

赤虫(餌)

だけ買って次の日朝から6時間ほど某川で釣ってこんな感じ

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時期が早かったせいか、あまり大きいのはいなかったが、ぶっちゃけこのくらいのサイズが一番うまい。大きいとはさみに毛が生えたり釣ったときに挟まれたりして痛いのでこれぐらいが丁度いい。ちなみにこれは3時間ほど泥抜きをした後、自宅にて安い日本酒で〆たモノ。※活かす仕掛けは希望があれば追加します。

 

それを新しい油で揚げたものがこちら

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ここまでくれば美味いおつまみの完成。

道中でついでに買ってきた ビール サラダ 酢の物

で昼間っからおいしくいただきました。

泥抜きは少しは効果があったのか臭みも全くなかった印象。

ちなみにわざわざ新しい油で揚げたのはエビの風味をつけたエビ油を作る為。

これでチャーハン作ったら最高に美味いのでぜひ試してほしいところ。

 

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        どーん。

 

おわり。